GⅠ菊花賞
10/21(日)京都芝3000m
3歳 1着賞金 12000万円


過去の菊花賞をチェック

今週の菊花賞の有力馬のチェックは次回に回すとして、過去の菊花賞の傾向をみておく。出走馬が毎年違うとはいえ、条件が同じである以上、ある程度の傾向は見えてくる。良馬場、京都競馬場で開催されたレースに限ってチェックする。


京都芝3000mの特徴

京都の外回りコース。1周を2000mとすると、1周半走ることになる。向こう正面をスタートして、正面スタンド前が1000m、向こう正面で2000m、そしてゴールが3000mって感じ。実際は1周約1900mなので、スタートして2000m地点は向こう正面の直線の終わりの方、そろそろ3コーナーぐらいの位置になる。向こう正面から3コーナーにかけて高低差3mの坂を上ってくだる。昔はゆっくり上ってゆっくり下るって言われていたが、今では3コーナーの動きが激しくなることも多い(by池添J)。なお、以下の表の各年の一番下のレースラップは、5F(1000m)ごとのラップを表している。

無題


過去のレースの考察

時計は3分3秒台の決着が標準レベル。3分3秒切ったら速い。ちなみに2014年は超高速馬場、2010年は雨の影響で時計がかかる馬場だったようである。さすがにこの距離になると、前後半3Fのレースラップではレースの質が読み取りにくい。1000mごとのラップを見ると、最初の1000mと最後の1000mは60~61秒程度。真ん中の1000mでペースが落ちており、ここがレースによって大きく差があるようだ。2015年、2016年は真ん中のラップが64秒台、これは天皇賞(春)じゃなくてステイヤーズSとかでお目にかかるラップ。ここが遅ければ、最後の1000mは当然速くなる。

脚質(位置)については、「位置」の数字を見る限り、マクリ気味の馬の好走が目につくね。そして逃げ馬が見当たらない・・・セイウンスカイのように強ければ逃げ切れるんだろうけど。先行馬にとって楽なレースではないんだろうね。レースを見ると、やっぱり最後の3~4コーナーは激しいね。内目の馬がそのままゴールすることもあれば、外の馬が強襲してくることもある。早め先頭で押し切る場合もあれば差してくる場合もある。ただし直線入り口で後方の馬にはキツイ印象。力のある馬は早目先頭で勝負を決めている。

上記7年分の平均の人気は、1着馬が3.7番人気、2着馬が4.3番人気、3着馬が6.1番人気。思ったよりも堅くはない?ただし二ケタ順位の馬がほとんど来ていないように、やはり力差は出るレースなんだろう。無理な穴狙いは禁物か。

まとめると、レース中盤でどのぐらいラップが落ちるかがポイントであるにせよ、ラストはしんどいレースになる。実際、その後に天皇賞春で活躍するような馬の好走が多い。基本的には極端な脚質ではなく、好位~中団ぐらいからレースに対応していけそうな、力のある(長距離適性のある)馬を狙いたいところ。ただし2~3着を見ると、その後2000m前後で活躍するような馬もいるけどね。